異世界失格のさっちゃんの【正体は〇〇】ネタバレと史実を交えて語る

ネタバレは【こちら】より。自己責任でお願いします！
ちなみに史実のスタコラさっちゃんの雰囲気が9感冒頭（試し読み部分）でみられます。

異世界失格は文豪であるセンセーがトラックに轢かれて導かれて異世界に転生する物語です。

「ああ、なろう系ね」と思いきや肝心のセンセー（主人公）は常時猛毒のHP1だったりすぐに人生から退場したがったりと今期のアニメでもなかなか攻めた内容のストーリー展開となってます。

タイトルや内容的に太宰治を連想させる本作は重要人物の一人としてさっちゃんという女性が登場しますが史実にもその姿を見ることができるのです。

彼女の正体とは？センセーとの関係は何だったのか？史実から分かることを紹介します。

追記

アニメ放送も始まったので記事の最後に原作コミックのネタバレを記します。
アニメでここまでやるかは不明ですが気になった方はチェックしてみてください！

異世界失格のさっちゃんの【正体は〇〇】ネタバレと史実を交えて語る
～史実を紐解く～

さっちゃんとは異世界失格におけるキーキャラクターの一人でセンセーと転生前に深いかかわりがあったと思われる女性です。

文豪太宰治との類似点がおおいこの作品ですがじつは史実でもさっちゃんはいます。

山崎 富榮（やまざき とみえ）という太宰治と最期をともにした女性です。

山崎富栄（1919年生まれ、1948年没）は日本の美容師で、太宰治の愛人としても知られています。彼女は太宰治の最晩年に看護や執筆活動を支え、彼の著作にも影響を与えました。二人は1948年に東京都三鷹市を流れる玉川上水で共に入水自殺を遂げ、その死は文学界に大きな衝撃を与えました。

ウィキペディアより抜粋

なぜさっちゃんと呼ばれていたかは諸説あるようですが、戦前に流行った漫画の女性キャラクターの名前からきているようです。

当然漫画と史実は似て非なるものですから異世界失格におけるさっちゃんがこの女性をモデルにしているかはわかりません。

しかしこのような史実に基づく考察もアニメや漫画の楽しみのひとつではないでしょうか？

異世界失格のさっちゃんの【正体は〇〇】ネタバレと史実を交えて語る
～ネタバレ注意！～

ここよりは原作コミックのネタバレとなります。
ご理解頂いたうえで下記へお進みください⇓

ネタバレ【原作コミック準拠】

さっちゃんの本名はコミック11巻現在作中で明かされていません。
彼女の正体は「傲慢の堕天使」というセンセーが転生する前に憤怒の魔王を討伐した7人の（元）勇者の1人です。
コミック5巻で、センセーと再会しますがさっちゃんは心中を拒否し去っていきます。

その後コミック8～9巻にて世界の浄化を企む教皇の能力により時間が巻き戻った世界でセンセーはさっちゃんとともに目覚めます。
記憶を失いそのまま心中の続きをはかろうとする最中、記憶を取り戻しアネットの元に戻るセンセー。
拒絶されたと感じたさっちゃんは教皇と手を組み復活した憤怒の魔王を傀儡化する。

アニメでどこまで放送されるのか未知数ですが、貴重なダウナー系主人公として（笑）ぜひ原作コミックに追いつく形で放送が続くといいなと思っています。